リン
■化学記号:P
■主な作用:骨や歯の主成分となる。細胞膜を構成する。
神経、筋肉を正常に働かせる。ナイアシンの吸収を助ける。
■性質:カルシウムと結合する。
■こんな人にオススメ:骨粗鬆症。関節痛。腎臓に障害がある。
効用は
・丈夫な歯をつくる
・骨の強化
・成長促進
・関節の痛みを和らげる
不足すると
・骨が弱くなる
通常の食事で不足することはありません。
日本人はカルシウムの摂取量は低いにもかかわらず、リンはカルシウムの倍の量を摂取しています。
すると、カルシウムとリンのバランスが崩れ、上手く吸収されなくなってしまいますので、
カルシウムも積極的に摂るようにしましょう。
不足してしまった場合は骨が弱くなってしまいます。
過剰になると
・骨が弱くなる
・腎機能障害
リンが不足していても骨が弱くなりますし、摂り過ぎても骨が弱くなってしまいます。
リンは食品添加物として加工食品に使われ、清涼飲料水にも含まれるので、
これらの食品の食べ過ぎ、飲みすぎに注意してください。
リンが多く含まれている食品は
肉 類 : ヒレ肉(豚)、ささ身(鶏)
魚介類 : ドジョウ、マグロ、カツオ
乳製品 : ヨーグルト、牛乳
豆 類 : 大豆、そら豆、豆腐
リンの摂り方は?
牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、リンとカルシウムがバランスよく摂れますのでオススメです。
肉や魚、卵はリンの割合がとても多いので、食べ過ぎには注意が必要です。